コウモリ対策はジェルタイプの忌避剤が効果的!おすすめ商品2つを紹介!

「ジェルタイプの忌避剤って、本当にコウモリに効くのかな?」

「ジェルタイプとスプレータイプと、どっちの方がいいの?」

「忌避剤を使う際の注意点やおすすめ商品を知りたい!」

はじめまして。害獣駆除博士です。

コウモリ対策グッズにジェルタイプの忌避剤がありますが、実際のところ効果はあるのでしょうか?

私の家にもコウモリが住み着いていてジェルタイプの忌避剤を使おうか悩んでいるのですが、効果があるか不安で…

初めてコウモリ対策をする方からしたら、怖いですし不安な気持ちになってしまいますよね。

ですがご安心ください!

今回は、ジェルタイプの忌避剤のコウモリ対策効果や使用の注意点について分かりやすく解説します!

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おすすめの対策グッズや効果的な使い方もあわせてお伝えするので、最後まで読んで安全な対策をしていきましょう。

コウモリ対策のジェルってどんな忌避剤?

コウモリ対策のジェルってどんな忌避剤?

コウモリ対策のジェルは、コウモリの嫌いなハッカの匂いで撃退する忌避剤です。

最近ではコウモリだけでなく他の鳥類にも効果のある忌避剤も発売されています。

ジェル状の忌避剤は1ヶ月しか効力のないものも多かったです。

ですが、近年では1年ほど効果が持続する製品や1度使用したらコウモリたちが戻ってこなくなる作用のある製品まで発売されてきています。

アメリカのオンライン科学誌プロス・バイオロジーに掲載された論文によりますと、コウモリは群れの仲間の泣き声の「なまり」まで学習することができるとのことです。

これほどまでに高い学習能力をもつ動物は非常に少ないことが知られています。

音声学習を行えるのは哺乳類ですと、人間とコウモリの一部、クジラ、イルカ、アフリカゾウしか確認されていません。

よって、コウモリたちの学習能力を逆手にとった対策が非常に有効です。

コウモリの嫌いなハッカの匂いで撃退する

コウモリたちが嫌いなハッカの匂いを基本とした忌避剤が発売されています。

人間の数十倍という嗅覚に刺激を与えて追い出すことが期待できるでしょう。

効果が長続きしやすい

ハッカの匂いを噴射するスプレータイプの忌避剤は数時間しかコウモリに効果がありませんでした。

しかしジェルタイプの忌避剤は、1ヶ月ほどコウモリたちに効果を及ぼすことができます。

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近年、ジェルタイプの忌避剤は進化していて、効果期間が1年程度という商品も発売中です。

コウモリ対策におすすめのジェルタイプ忌避剤2選

コウモリ対策におすすめのジェルタイプ忌避剤2選

コウモリ対策におすすめのジェルタイプ忌避剤を2点紹介していきましょう。

商品名は「バードフリー コーキングガンセット」「コウモリよけバードジェル」です。

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どちらの商品も通販で気軽に購入できます。

バードフリー コーキングガンセット

バードフリー コーキングガンセット

「バードフリー コーキングガンセット」は黄色いジェルタイプの鳥類忌避剤です。

コウモリだけでなく、ハトやツバメ、スズメ、カモメ、ムクドリ、カラスといった鳥類にも効果があります。

鳥類の糞害でお困りの方にも人気の商品です。

専用トレーとコーキングガン(ジェルをトレーに注入するために使う道具)付きで1本250g入り税込価格6,050円。

専用トレーを使い約15〜16ヶ所分処理することができます。

忌避成分をマイクロカプセルに入れることで、長期間効果を発揮させることに成功。

設置環境によって変わりますが、おおむね施工後、1年ほどは有効です。

耐水性もあり、水や雨にあたってもジェルの硬さを維持することができます。

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鳥類やコウモリの糞害から文化財を守る目的としても、海外では使用実績がある商品です。

「バードフリー」販売サイト

コウモリよけバードジェル

コウモリよけバードジェル

コウモリよけバードジェルは、鳥類やコウモリが嫌いな植物エキスの臭いや味で動物の本能や習性に作用する忌避剤です。

コウモリよけバードジェルに使われている主成分は、食品添加物に含まれる植物エキスや医薬品添加物である保湿剤で作られています。

コウモリよけバードジェルは人間や動物に悪影響を与えませんので、鳥類だけでなくコウモリにも安心して使用できるコウモリ対策グッズです。

コウモリよけバードジェルは建物全体に塗布する必要はなく、要所にのみ施工することによって低コストで仕上げることができます。

従来品のコウモリ対策グッズと比べると建物の美観を損ねることなく対策できる点が好評です。

塗布後、数日から10日ほどで効果が現れ、その後長期間効果を発揮するでしょう。

忌避剤の効果を思い知った鳥類やコウモリが塗布した場所に戻ってくることはありません。

しかも対策が必要なくなった場合、拭き取ることもできます。

コウモリよけバードジェルは、1袋500g入りで税込価格5,603円です。

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200度の高温でも溶け出すことはないため、真夏の使用にも耐えうる対策グッズです。

「コウモリよけバードジェル」販売サイト

コウモリ対策に効果的なジェルタイプ忌避剤の正しい使い方

コウモリ対策に効果的なジェルタイプ忌避剤の正しい使い方

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正しい使い方をしていかないとジェルタイプ忌避剤の効力をコウモリ相手に発揮させることは難しいでしょう。

どのようにコウモリ対策のジェルタイプ忌避剤を使用すれば、効果的で安全なのかについて詳しくご説明していきます。

まずは捨ててもいい服、マスク、手袋を着用する

ジェルタイプの忌避剤を使用すると、作業中のハッカの匂いがきついです。

さらに、作業中には気づかないうちに、コウモリのフンが付着してしまう可能性もあります。

必ずマスクと手袋、捨ててもよい服装で作業していくようにしてください。

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匂い移りを防ぎ、フンからの感染症も予防することができます。

コウモリの侵入経路や巣を見つける

コウモリの中でも日本の住居に住み着きやすいアブラコウモリは体長が5cmほどとコンパクトサイズであるため、1〜2cmほどの隙間でも簡単に侵入することが可能です。

アブラコウモリが羽をたたんで大人の手のひらほどの大きさになれば、屋根の瓦下や換気口、屋根裏、軒下、外壁の隙間、戸袋、シャッターの隙間も簡単に通り抜けてしまいます。

通り抜けるだけでなく上記の場所に巣を作ってしまうこともあるでしょう。

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しっかりと確認して、見逃さないようにしてくださいね。

侵入場所や住処近くに設置する

侵入場所や住処の近くにジェルタイプの忌避剤を設置することで、コウモリ駆除に効果があります。

使用方法は、「専用トレーに入れてそのまま設置する」か「専用トレーにフック(付属されています)をかけてひもで吊るして設置する」かです。

コウモリ退治の場合ですと、「追い出すために忌避剤を設置する対策」と「侵入予防のために忌避剤を設置する対策」の2つの方法が検討できます。

「追い出すために忌避剤を設置する対策」とは、天井裏などのコウモリの住処候補の場所にジェルタイプの忌避剤を設置することで、居座っているコウモリを追い出すという対策です。

「侵入予防のために忌避剤を設置する対策」とは、建物内へのコウモリたちの侵入を防ぐことが大きな目標となる対策になります。

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建物外周の軒下にジェルタイプの忌避剤を設置したり、吊るしたり、外壁に直接忌避剤を塗ったりして対策を施していくことになるでしょう。

コウモリ対策にジェルタイプの忌避剤を使う注意点

コウモリ対策にジェルタイプの忌避剤を使う注意点

コウモリ対策にジェルタイプの忌避剤を使う場合、以下の4つの注意点があります。

コウモリ対策にジェル対ウ忌避剤を使う注意点
  1. ジェルにコウモリが絡まって殺してしまうかもしれない
  2. 匂いに慣れたコウモリが戻ってきてしまうかもしれない
  3. コウモリを追い出した後は侵入経路を塞ぐ必要がある
  4. フンの掃除もかかさずに行う必要がある
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この4つの注意点について、より詳しくご説明していきます。

ジェルにコウモリが絡まって殺してしまうかもしれない

コウモリ対策のジェルタイプ忌避剤の粘性にコウモリが絡めとられることによって、コウモリが死んでしまうことがあります。

コウモリを殺してしまった場合、鳥獣保護管理法違反として、「懲役1年以下又は100万円以下の罰金」が科せられることもありますので気をつけてください。

匂いに慣れたコウモリが戻ってきてしまうかもしれない

ジェルタイプの忌避剤の匂いに慣れてしまったコウモリがまた戻ってきて営巣してしまうということもあります。

侵入経路をきっちりと塞いでおけば再侵入されません。

ですが、きっちりと塞げていなかった場合、コウモリたちが再侵入してしまう可能性が出てきてしまうでしょう。

コウモリを追い出した後は侵入経路を塞ぐ

コウモリを追い出した後は侵入口に1cm〜2cmの隙間ができないように金網を設置する必要があります。

金網を固定する際には、絶対に隙間やずれなどがないようにしなければなりません。

よって、再侵入を防ぐ対策はあるのですが、素人にとって非常に難易度の高い作業となってしまいます。

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侵入経路別にコウモリの侵入を防ぐ対策はこちらの記事で解説しているので、より詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

>>「【網やネットでコウモリ対策】正しい侵入防止の方法を徹底解説!」

フンの掃除も欠かさずに

コウモリのフンには感染症の原因となる菌が付着している可能性もあります。

コウモリのフンの周りにはダニやノミといった害虫も多く集まってくるため、非常に不衛生です。

コウモリのフンを掃除することで、害虫による二次被害を抑えることができます。

必ずコウモリのフンの清掃を行うようにしましょう。

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コウモリの糞を自分で処理・消毒する方法はこちらの記事で紹介しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

>>「【コウモリのふんの特徴】画像を使って消毒・掃除の方法を解説!」

ジェルタイプの忌避剤でコウモリ対策できない場合は、プロの業者に依頼しましょう

ジェルタイプの忌避剤でコウモリ対策できない場合は、プロの業者に依頼しましょう

コウモリを二度と屋内に侵入させないためには、コウモリを「追い出す」「フンの清掃をする」「侵入経路を封鎖する」といった三段階の対策が必要です。

一つ一つの対策を個人ですることはできますが、中途半端な対策になってしまいますと、コウモリたちの再度の侵入を許してしまうことになるでしょう。

場合によってはコウモリのフンによる健康被害や高所での作業による危険も伴うことがあります。

無理をして危険を冒してまで個人でコウモリ対策をするのは得策だとはいえないでしょう。

そこで安全にコウモリ対策したい方には、コウモリ駆除のプロに依頼することをおすすめします。

プロによる確実で丁寧で安全なコウモリ対策をすることで、コウモリは二度と屋内に侵入することはできなくなるでしょう。

ほとんどのコウモリ駆除業者は無料で駆除の見積もりをしてくれます。

一度見積もりを出してもらってから、依頼するかどうか選択することも可能です。

ご検討してみてはいかがでしょうか。

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口コミや評判のいいおすすめのコウモリ駆除業者はこちらの記事でランキング形式で紹介しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

>>「【コウモリ駆除業者口コミランキング】費用・料金相場も紹介!」