![【アライグマを見つけたら何をすべき?】出没時の対応を解説!](https://xn--9kr82k8qcb11bf02bpie.com/wp-content/uploads/2020/05/181246_s-1.jpg)
「アライグマを見つけたらどうしたらいいの?」
「アライグマって可愛いけど危険な動物なのかな?」
「アライグマがいたから餌をあげちゃったけど、大丈夫だったかな…」
![害獣駆除博士](https://xn--9kr82k8qcb11bf02bpie.com/wp-content/uploads/2020/01/ca08afb24f4d15abd07d787428de6bc0-300x266.png)
はじめまして。害獣駆除博士です。
アライグマは可愛らしい見た目をしている動物ですが、実は数多くの被害をもたらしている「害獣」なのです。
![悩んでいるおじさん](https://xn--9kr82k8qcb11bf02bpie.com/wp-content/uploads/2020/01/79ec6d17c0a17389a7b573eaeae827b2-300x276.png)
私の家の近くでもアライグマを見かけたのですが、どうしたらいいのか分からなくて…
![害獣駆除博士](https://xn--9kr82k8qcb11bf02bpie.com/wp-content/uploads/2020/01/ca08afb24f4d15abd07d787428de6bc0-300x266.png)
確かに初めてアライグマを見た方からしたら、適切な対処法は分からないものですよね。
しかしご安心ください!
今回は、アライグマを見つけたらすべきことを分かりやすく解説します!
アライグマの危険性もお伝えするので、自分や大切な方を守るために最後まで読んで正しい知識を身につけておきましょう。
アライグマを見つけたらまずは自治体に連絡しよう
アライグマを見つけたら自治体に相談してみるのをおすすめします。
実はアライグマは特定外来生物に指定されており、取り扱いが難しい動物だからです。
特定外来生物というのは元々その地域に住んでおらず、他の場所から移ってきた生物のことを言います。
他の場所から移動してきた動物というのは、他の生物の生態系を壊したり農業や水産業に悪影響を及ぼしたりするので危険とされています。
この特定外来生物に対してはいくつか制限があり、例えば保管、飼育、販売、運搬などは勝手に行ってはいけません。
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違反した場合は法律による罰則もありますので気を付けましょう。
また「鳥獣保護法」でも保護されている点からも、アライグマの対処方法を知らない人はまずは自治体に相談するのがベストです。
自治体に相談すれば捕獲器を貸してくれる場合や、対処方法を教えてくれる場合があります。
アライグマを見つけたら絶対に近寄らない!
アライグマは愛くるしい見た目から危険なようには見えませんが、実は物凄く凶暴です。
またその他にもアライグマにはいくつか近づかない方がいい理由があります。
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ここでは具体的にアライグマに近づかない方が良い理由を紹介します。
アライグマは凶暴で危険な動物
アライグマは可愛い見た目と裏腹に凶暴な気性を持っています。
元々北アメリカからペットとして輸入されたのですが、その凶暴性から捨てる人が多く野生のアライグマが増えてしまったという経緯があります。
アライグマの指は、器用なだけでなく爪が鋭く歯も鋭利な形をしています。
もし噛まれたり引っ掻かれたりすれば、人間の皮膚などは簡単に切り裂いてしまうほどです。
実際に飼っていた人からも噛まれたりして怪我を負った経験があると報告されています。
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動きも俊敏でいきなり襲ってくる可能性があるので、見つけたらすぐに離れるようにしましょう。
アライグマの凶暴性やその他の被害についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、興味のある方はぜひご覧ください。
>>「【アライグマの被害】害獣たる理由と危険性、正しい対策方法を解説!」
アライグマは病気も持っている、フンや住処にも近寄らないように!
アライグマは体に寄生虫や病原菌をもっています。
具体的にはマダニ、ノミ、回虫などです。
その他にもアライグマは狂犬病も所持している場合があります。
狂犬病は特に危険で、噛まれたり引っ掻かれたりした場合に発症します。
発症した場合は、治療をしないと致死率は100パーセントといわれる危険な病気です。
アライグマを勝手に捕獲することも禁止
アライグマは特定外来生物に指定されており「鳥獣保護法」で守られています。
そのため勝手に捕獲をしてしまうと法律で罰せられてしまいます。
もし違反した場合は懲役1年以下もしくは100万円以下の罰金が科されてしまいます。
法律違反をしないためにはアライグマ駆除の申請を自治体にする必要があります。
申請する自治体は住んでいる地域によって違います。
もし場所がわからない場合は市役所などの最寄りの行政機関に相談してみましょう。
申請してもしばらく許可が下りるまで時間がかかりますので、焦って捕獲してしまうことのないようにしましょう。
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申請がおりるまでに私達ができることはアライグマを追い払う事だけです。
アライグマに餌付けもしないように
アライグマを見た目の可愛いさから餌を与えたくなる人もいるでしょう。
しかし餌付けは危険ですので絶対にやめましょう。
餌付けしてはいけない理由は2つあります。
1つ目は、餌付けをすることによってアライグマが人間に慣れてしまう可能性があるからです。
その結果、市街地や農家に現れるアライグマが増えてしまいさらに被害が増えていきます。
実際、アライグマの被害額は依然として高い水準にありたくさんの人が苦しんでいます。
2つ目にアライグマに攻撃される可能性があるからです。
アライグマは可愛い見た目とは裏腹に凶暴です。
飼い主でさえ爪と牙で攻撃される恐れがあります。
また狂犬病や病原菌も持ってますので絶対に近づかないようにしましょう。
アライグマが出没すると起こる被害
アライグマの出没によって起こる被害はたくさんあります。
まず1つ目は農業被害です。
農林水産省の調査では2012年の農作物の被害は3億3千万円もあります。
2003年は1億円弱でしたので、アライグマの被害は急拡大していることになります。
2つ目に健康被害です。
アライグマは体に病原菌や寄生虫を持っています。
人間が接触すれば感染する可能性があり、最悪死亡するケースもあるほどです。
3つ目に悪臭被害です。
アライグマは糞をためる習性があるため、どんどん糞がたまります。
屋根裏にアライグマが住み着いた場合、糞の臭いが家中に広がり生活できないほど臭くなります。
4つ目に騒音被害です。
家の中にアライグマが侵入すると駆け回る音が家中に響き渡ります。
特に屋根裏の場合足音が響いて寝られない程の騒音になり、睡眠障害が発症してしまう人もいます。
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アライグマの具体的な被害事例や被害金額などはこちらの記事で解説しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
アライグマを見つけたら自分でできる駆除方法
アライグマに対して自分で対処も可能です。
アライグマ駆除業者に頼まなくても自分で追い払った例は数多くあります。
![害獣駆除博士](https://xn--9kr82k8qcb11bf02bpie.com/wp-content/uploads/2020/01/ca08afb24f4d15abd07d787428de6bc0-300x266.png)
素人でもできる簡単な追い払い方・近寄らせない方法をご紹介します。
ペットの餌や畑の野菜などアライグマの好物を片付ける
アライグマは雑食ですので何でも食べます。
ペット用の餌を外に長い間置いておけば食べられてしまいます。
一度食べられてしまえば餌があると覚えてしまい、アライグマは何度も家を訪れるようになるでしょう。
家の中でペットに餌をあげたとしても、玄関のドアや窓を開けておけば食べられてしまう可能性があります。
ペットが食べ終わったら餌は片付けましょう。
また、畑の作物が収穫できる時期になったら全て収穫してしまいましょう。
収穫しないで残しておくとアライグマに食べられてしまうからです。
前述したように畑の場合も食べ物があるということを覚えてしまうので注意が必要です。
犬や金魚、コイなどを外で飼っている場合は室内に移動させる
アライグマは雑食のため魚や鶏を食べるだけでなく、小さいペットも襲います。
金魚や鯉など外の池で飼っている場合は、池を金網で覆うなどの対策をしましょう。
木の板などで簡単に覆ったくらいではアライグマは簡単にどかしてしまいます。
また鶏小屋も同様に隙間などが空いていれば侵入され襲われてしまいます。
アライグマは凶暴なだけでなく手先が器用ですので、隙間は金網で頑丈に塞いでしまいましょう。
そしてペットフードの食べ残しも狙われやすいです。
餌をペットに与えたら長時間そのままにせず、すぐに片付けるようにしましょう。
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長時間餌が放置されているとアライグマは餌がある事を覚えてしまって何度も来るようになります。
アライグマの嫌がる臭いを使った忌避剤で近寄らせない
アライグマには苦手な臭いがあります。
代表的なものとしては唐辛子、ハッカ、シナモンなどの臭いを嫌がります。
この他にも狼の尿や山火事の臭いなどアライグマが本能的に嫌がる臭いもあります。
以上の様なアライグマが嫌がる臭いで作られたのが「忌避剤」と呼ばれるものです。
種類としては固形、液体、スプレータイプ、煙霧剤のものなど多種多様です。
忌避剤はホームセンターやAmazon・楽天などのネットショップで簡単に買うことができます。
一般的な忌避剤の使い方としては、設置したり撒いたりすることにより効果を発揮します。
そのため使う場所が重要であり、間違った場所で使えば効果が半減してしまう時もあります。
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忌避剤を使う場所としては、侵入口から離れた場所やアライグマの巣などが一般的に効果的な場所と言われています。
詳しいアライグマ駆除の方法についてはこちらの記事で分かりやすく解説しているので、より深く知りたい方はぜひご覧ください。
>>「【アライグマ駆除完全版】自分でできる対策方法を全て解説!」
アライグマを見つけたら害獣駆除業者に相談するのが一番
アライグマ駆除を自分で出来ると考えている方もいますが正直おすすめしません。
実はアライグマの駆除は非常に難しいのです。
例えばホームセンターに売っている忌避剤を例に挙げてみましょう。
忌避剤は臭いでアライグマを追い払いますが、効果的な物を選べますでしょうか?
Amazonや楽天などのネットショップを見ればわかりますが、効果が出なかったという口コミはかなり多いです。
また住処や侵入口が分かったとしても設置する場所を間違えれば効果が半減してしまいます。
さらに仮に追い出せたとしても再侵入を防ぐことも難しいです。
家の構造は全て違います。
そのため、隙間がどこにあるのかを全て把握するのは素人には不可能です。
さらにアライグマの糞尿の清掃・消毒は大変危険を伴います。
糞尿には病原菌や寄生虫が含まれており、万が一触れてしまえば感染する恐れがあります。
そのため、少しでもアライグマ駆除に不安を感じている方は害獣駆除業者に依頼しましょう。
害獣駆除業者であればアライグマの侵入する隙間を全て見つけてくれます。
また、忌避剤の選別や設置場所もプロの経験から最も効果的な選択をしてくれます。
その上、清掃・消毒もアライグマ駆除業者に任せれば感染する危険性はありません。
見積もりは無料のところがほとんどですので、気軽に相談してみてください。
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こちらの記事で人気のアライグマ駆除業者を料金やサービス内容で比較してランキング形式で紹介しているので、おすすめの駆除業者を知りたい方はぜひご覧ください。