「コウモリのふんってどんな特徴があるの?」
「コウモリのふんはどうやって消毒・掃除したら良い?」
「コウモリとネズミのふんって、どんな違いがあるの?」
はじめまして。害獣駆除博士です。
コウモリのふんにはさまざまな病原菌やウイルスが潜んでいて、しっかりとした知識を持った上で掃除しなければ大きな被害を被る可能性があります。
私の家のベランダにもコウモリのふんがあるのですが、どうやって処理したら良いか分からなくて…
しかも糞を処理した後には、再発防止としてコウモリ駆除もしなければいけないから大変ですよね。
ですがご安心ください!
今回は、コウモリのふんの特徴と共に、正しい消毒や掃除の仕方を分かりやすく解説していきます!
再発防止策もお伝えするので、コウモリのふん害に悩まされている方はぜひ最後までご覧ください。
コウモリのふんの特徴・画像
それではまず、コウモリのふんの特徴についてご紹介していきましょう。
コウモリのふんの大きさや見た目の特徴、ふんの仕方を中心にそれぞれ解説していきます。
コウモリのふんの大きさや見た目の特徴・画像
(出典画像:ホームレスキュー株式会社)
コウモリのフンは黒く、大きさは5〜10mmほど。
日本に生息しているコウモリの多くは、主食が生き物の血ではなく昆虫ですので、コウモリのふんは水分が少なく、パサパサしてもろいのが特徴になります。
コウモリのふんが黒いのも昆虫を食べているからです。
一般的にタンパク質を多く撮っている生き物のふんは黒くなります。
コウモリのふんは大量に溜まりやすい
コウモリのふんは大量に溜まりやすいです。
理由は2つあります。
1つ目に、アブラコウモリは集団で営巣し、集団全体が同じ場所で大量にふんと尿をするからです。
結果的に短期間でコウモリのふんが同じ場所に大量に溜まってしまうのです。
2つ目の理由として、日本国内の家屋に住み着くアブラコウモリはとても大食いだからです。
アブラコウモリは体重わずか10グラムほどですが、1日に体重の65%もの量の昆虫をとって食べているのはご存知でしょうか?
アブラコウモリは大量に虫を食べるため、ふんの中身も昆虫だらけですし、1日に排泄するふんや尿の量の頻度も非常に多い生き物です。
また体を軽くして飛びやすくするためにふんを大量にします。
コウモリは食べ物を食べてから平均45分で消化していくことができます。
消化も早いため排泄頻度も多くなり、ふんや尿の量も増えていくのです。
ちなみにアブラコウモリは体の位置を調整し、頭を上にして排泄できるようになっています。
アブラコウモリの性質である集団生活と消化の速さが、コウモリのふんや尿を大量に増やしてしまうのです。
【コウモリのふんの仕方】飛びながらするわけではない
コウモリは飛びながらふんや尿をするのではありません。
何かにぶら下がっているとき、コウモリは逆さまにぶら下がっています。
しかし、ふんや尿をする際には両手でぶらんとぶらさがり、お尻を下にして排泄していきます。
コウモリは飛びながらふんをするわけではなく、止まり方を変えて用を足すというのが特徴的です。
コウモリとネズミのふんの違い
(出典画像:田舎センセイによる田舎暮らしでの悩み解決情報サイト)
コウモリのふんをネズミのふんと間違えてしまう方も多いです。
特にクマネズミのふんと間違えやすいでしょう。
コウモリのふんもクマネズミのふんも細長く1cm未満なのが特徴的です。
ですが、コウモリのふんとクマネズミのふんは違いがあります。
コウモリのふんは、屋根裏や軒下に落ちていることも多く、主食が昆虫であるため、ぱさぱさしていて崩れやすいのが特徴的。
クマネズミのふんは、湿り気があり少しベタつきもありますが、コウモリのフンよりもしっかりとしていて硬いのが特徴的で、家の中に落ちていることも多いです。
クマネズミも駆除が難しく、ふんは不衛生なので、こちらも見かけたらすぐに対策が必要でしょう。
コウモリのふんとクマネズミのふんは見分けられない人も多いですが、特徴が違いますのでしっかりと見分けてみてくださいね。
コウモリにふんされやすい場所
コウモリにふんをされやすい場所というのがあります。
コウモリがふんをしやすい場所は、コウモリが侵入しやすい場所でもあり、さらに住居をとして住むのに適しているところだといえるでしょう。
特に、ベランダや室外機の裏、屋根裏、玄関、軒下、雨戸、換気扇といったところは、コウモリにとって快適な住処ですので、結果的にふんも多くなります。
コウモリは季節を問わず温度が一定である場所や、天敵が侵入してこられないような細い侵入経路をたどった先の空間に住みつくことが多いです。
住処となるコウモリたちの居心地の良い場所には、多くのコウモリが集団を作って生活していることもあるため、ふんの量も非常に多くなってしまうでしょう。
コウモリにフンをされやすい場所について、より詳しくご紹介していきます。
ベランダ、室外機裏
ベランダや室外機周辺にコウモリは巣を作ってしまいます。
室外機が稼働している間は暖かいですし、壁と室外機の隙間は狭く天敵にも見つかる心配もなく、雨風も防げて体温を保てる場所です。
身の危険もなく体温も保てる場所は、安心して用を足す場所としてコウモリたちにとって最高なのでしょう。
ベランダの壊れた壁の隙間や壁と壁の隙間といった目立たないところに巣を作るので、巣から用を足すことも多く、ふんや尿が溜まってしまう場所だと言えるでしょう。
ふんや尿が溜まっていても屋外であるためになかなか気付けず、ふんや尿がよりたまりやすくなる場所がベランダや室外機裏の特徴になります。
ベランダの隅に物が置いてある場合にも、同じようなふんや尿の被害が広がっている可能性がありますので、気をつけてください。
定期的に確認されることをおすすめします。
屋根裏
1cmから2cmほどの隙間があれば侵入してしまうのがコウモリです。
そのため屋根裏にも侵入して巣を作っていることあります。
屋根裏は1年通して温度が一定であるため、コウモリたちにとって居心地の良い住処になってしまうことが多いです。
冬眠せずに冬を過ごすことができる場所であるため、ふんや尿も溜まってしまいます。
屋根裏という場所柄、ふんや尿の被害が大きくならないと気づきにくいため、気づいた時にはふんも尿も溜まりすぎていたということが多い場所です。
また洞窟よりも人家の屋根裏の方が過ごしやすいため、住宅街にも多くのコウモリが住み着いてしまっています。
屋根裏はコウモリが冬眠する気温10度よりも下がらないため、越冬場所として選ぶことが近年多くなってきているのが特徴です。
屋根裏にもコウモリのふんや尿がが溜まっている可能性が高いため気をつけてくださいね。
玄関
玄関にふんが溜まっている時は注意した方が良いでしょう。
近くにコウモリが屋内に入る場所があるかもしれません。
入念に調べると侵入口などがあり、その周りにもふんがあると思います。
コウモリの侵入先にはさらなるふんや尿がある恐れがありますので、気をつけてください。
玄関近くにふんがある場合には、家がコウモリ被害にあっている可能性が高いです。
軒下、雨戸
軒下や雨戸といった場所はコウモリがぶら下がって休憩するのに適した場所です。
コウモリは何かにぶら下がっているとき、精神的にとてもリラックスでいる生き物として知られています。
足の腱も発達しているため、長時間ぶら下がることも多く、滞在時間も長くなっているでしょう。
リラックスして、滞在時間も長くなってしまうことで、コウモリのふんや尿も自然と溜まってしまう場所になっています。
物干し竿や軒下といったコウモリがぶら下がりそうなところの下に、ふんや尿を見つけた場合、コウモリが休憩場所として利用していたり、周りの隙間に住み着いていたりするかもしれません。
雨戸や軒下といったコウモリにとってリラックスできる場所もふんや尿の被害が増える場所ですので、気をつけましょう。
換気扇
換気扇はコウモリにとって絶好の隠れ家になりますし、侵入も簡単な場所であるため、コウモリの住処になってしまうことも多いです。
通風口や換気口の入り口が壊れている場合、コウモリの被害にあっている可能性が高いでしょう。
長期間使われていない部屋の通風口や換気口は要注意です。
コウモリたちは換気扇の近くでもお構いなくふんや尿をしていきます。
ふんや尿がある状態で換気扇を回してしまうと、ふんの粒子や尿の水分が部屋に入り込むこともあります。
換気扇はどこの家庭にもあるものですので、かならず定期的に確認しておきたい場所です。
コウモリのふん害事例
コウモリのふんによる害についてまとめていきましょう。
ふんや尿があるだけでもおぞましいですが、ふんや尿によって大切な家屋や健康が害されてしまうこともあります。
屋根裏などの床が腐ってしまう、シミができる被害
天井裏にふんや尿が溜まってしまうと腐食してしまい、雨漏りのようにしみてきてしまうことがあります。
建材の強度も弱まってしまうため、修理が必要になるケースも出てきているのが現状です。
天井裏という気付きづらい場所なので、より被害が深刻となるケースもあるでしょう。
コウモリが侵入し、ふんや尿を何度もされた場所を放置してしまうと家屋にもシミや腐食といったダメージを与えてしまうため、早めの対応が必要になります。
悪臭・臭いの被害
ふんや尿は建材の腐食をすすめるといった被害だけでなく、悪臭という被害ももたらします。
どぶ川や汚い池のような不快な匂いだけでなく、コウモリ独特の獣臭がすることもあるでしょう。
駆除しても匂いが残ることもあるため、非常にたちが悪い被害です。
病原菌やウイルス、感染症による健康被害・アレルギー
コウモリのふんや尿には病原菌やウイルス、感染症、アレルギーによる健康被害も報告されています。
日本国内では唯一、コウモリを介したハンタウイルス感染症発症の報告がありました。
海外では、ヒストプラズマ症やアルボウイルス感染症、狂犬病、ニパウイルス感染症、ハンタウイルス感染症、ヘンドラウイルス感染症、リッサウイルス感染症といった実害が報告されています。
例として、ヒストプラズマ症をみていくと、コウモリのふんに含まれていたカビ菌を吸い込んだため、肺の中でカビ菌が増殖し発症したということがありました。
コウモリのふんは病原菌を含んでいるだけでなく、乾燥すると崩れやすく空気中に舞い上がりやすいため、吸い込む可能性が高くなります。
そのため、コウモリのふんは乾燥したまま放置しておかないようにしてください。
日本では人畜共通感染症として、オウム病やアメーバ赤痢、イヌ・ネコ回虫症、トキソプラズマ症、ネコひっかき症、狂犬病がペットや家畜からうつるとも指摘されています。
ペットや家畜といった人間に管理されている生き物からでも伝染病や感染症がうつる可能性がありますので、野生の動物からの感染にはくれぐれも気をつけなければなりません。
コウモリもネズミも危険性の高い病原菌を媒介する生き物として世界中で知られていますが、コウモリは特に注意が必要です。
コウモリは哺乳類であるだけでなく、生物学的にも進化系統的にも人間に近いため、人畜共通の病気や感染症に罹りやすいとも言われているのはご存知でしょうか。
さらにコウモリは未知の病気や突然変異した菌を保有している可能性もあると言われています。
さらに、動物由来のアレルギーも増えているのが現状です。
犬アレルギーや猫アレルギーがある方も多く、コウモリアレルギーの可能性もある時代になってきています。
野生動物ですし不衛生ですので、コウモリからの病原菌やウイルス、感染症、アレルギーといった症状にはくれぐれも気をつけなければなりません。
ふんに集まる害虫にも注意
コウモリには様々な寄生虫が付いています。
例えば、コウモリマルヒメダニやコウモリトコジラミ、マダニがコウモリに寄生している可能性も高いので、素手では触らないようにして下さい。
またコウモリのふんには様々な害虫がよってくることも知られています。
特に屋外のベランダや軒先などに落ちているふんにはたくさん害虫が寄ってきますのできをつけましょう。
カツオブシムシやゴミムシダマシ、ニセセマルヒョウホンムシは外だけでなく屋根裏や天井裏のコウモリのふんにも寄ってきますので注意が必要です。
コウモリのふんの周りには様々な寄生虫や害虫が集まってしまう環境が整いやすいので気をつけて下さい。
コウモリによる被害事例についてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、より深く知りたい方はぜひご覧ください。
>>「【コウモリの被害事例】危険性を理解して正しい駆除をしよう!」
コウモリのふん掃除・消毒の方法
次にコウモリのふん清掃や消毒方法についてご紹介していきます。
コウモリのふんには菌やダニ・ノミといった害虫が発生してしまうので、早めに掃除・清掃をすることをおすすめします。
コウモリのふん処理に用意するもの
- ゴーグル
- マスク
- 手袋
- 帽子
- 殺菌剤
- 汚れてもよい服装
コウモリのふん処理は完全防備で行う
コウモリのふん処理を行う際には完全防備で行うことが重要です。
マスクやゴーグル、帽子、手袋、汚れてもよい服装で防護しましょう。
マスクをつけることで、舞い上がってしまったふんを吸い込まないようにすることができます。
コウモリのふんの粒子は細かいですので、防塵マスクといった細かな目でできているものを使用すると良いでしょう。
あごやほほの部分に密着するタイプでないと効果がないので気をつけてマスクを選んでください。
またふんに直接触らないことも重要です。
園芸用の厚手のものが入手しやすいですし作業もしやすいためおすすめ。
直接素手で触ってしまうと、コウモリに付いている寄生虫や害虫がうつる可能性があります。
ふんを触った後に、目や口を触らないようにしましょう。
ふんの微粒子や頭の上のふんが落ちてきたときに目に入らないよう、帽子とゴーグルを装備しておくのも良いです。
他にもコウモリのふんの処理をしている間に、気付かないうちに、ふんが服についてしまうこともあります。
汚れても良い服を着て作業を行ったり、いらない服を着て作業後に捨ててしまったりするのも良いでしょう。
自分の体内に吸い込んだり、体にコウモリのふんや寄生虫、害虫が触れたりしないように注意して完全装備で作業を行って下さい。
屋根裏など広い場所にいるコウモリは燻煙剤で追い払う
屋根裏や天井裏といった広い空間では、コウモリが嫌いなハッカの匂いを使った燻煙剤を使用してコウモリを追い出していくのがおすすめです。
燻煙剤は煙状の薬剤を散布するコウモリ対策アイテム。
ですが、コウモリの住み着いてしまった場所の空間的広さに適した量を使用しないと効果が薄いです。
コウモリを追い出した後にフンの清掃・消毒を行っていきましょう。
換気扇やベランダなど狭い場所にいるコウモリはスプレータイプの忌避剤で追い払う
換気扇やベランダといった狭いところにいるコウモリがしたふんを清掃し消毒するためには、そこにいるコウモリを追い出さないとできません。
換気扇やベランダといった狭いところにいるコウモリにはスプレータイプの忌避剤を吹き付けてコウモリを追い出すことが有効です。
ハッカの匂いでコウモリを狭いところから追い出しますが、効果は一時的で、またコウモリが戻ってきてしまいます。
ですので、コウモリが戻ってくるまでに、ふんの清掃と消毒を済ませなければならないでしょう。
スプレータイプの忌避剤は天然成分ですので、殺傷能力はありません。
ですが、匂いかが強烈なので、家具や服への匂い移りには気をつけて下さい。
マスクやゴーグルを使用して匂いが目や喉にこないようにするのも大事。
戸袋や換気口、外壁、通気口、シャッターの隙間にも使えますので、狭いところにふんをされてしまった場合には、非常に活躍できるアイテムです。
なお、子供やペットには思わぬ効果を発揮してしまう恐れがありますので、気をつけて使用して下さい。
狭い場所にコウモリが侵入し、ふんの害にあってしまった場合にはスプレータイプの忌避剤を使いコウモリを追い出してから清掃・消毒していきましょう。
コウモリ駆除におすすめのスプレーや使用の注意点などはこちらの記事で解説しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
ふんをほうきで集める
まず、使い捨ててもいいようなほうきを用意します。
ほうきでふんを集め、袋に入れて捨てていきましょう。
見た目が大きいふんはほうきで集め、細かいカスや毛はコロコロや雑巾を使って清掃するときれいにすることができます。
ふんをいれたゴミ袋にはさらにゴミ袋を重ねて密封することで、袋からコウモリのふんが出ないようにしてから捨てるようにしましょう。
ふんを処理した後は消毒も欠かさずに
ふんを処理した後は必ず消毒もしましょう。
次亜塩素酸やアルコールで消毒すると非常に効果的です。
フンのある場所の材質によっては使えない消毒剤もありますので、気をつけて下さい。
消毒方法としては、まずコウモリのふんがあった場所やその周辺に消毒剤をまきます。
消毒剤をまいたら、雑巾やキッチンペーパー、いらない布切れ、新聞紙などで拭くようにして下さい。
ちなみに、コウモリを追い出そうとしているときや清掃中にかまれたりひっかかれたりした場合には、傷口を石けんと水で早急に洗い流すようにして下さい。
そして、すぐに病院に行って診てもらいましょう。
思わぬ感染症にかかってしまう可能性もあるので、医者に診てもらう方が良いです。
しっかりとふんを処理した後には消毒もかかさずに行うようにしましょう。
処理・消毒に使った道具をすべて処分する
コウモリのふんの処理や消毒で使った道具はすべて処分することを強くおすすめします。
ふんの清掃時や消毒時に身につけていたものもすべて捨てましょう。
コウモリのふんには菌が付着している可能性もありますので、ふんに触れた道具は非常に危険です。
ふんの処理や消毒に使った服やほうき、雑巾や不要な布切れ、新聞紙、キッチンペーパーは細菌感染を予防するためにも、ちゃんと捨てるようにしましょう。
コウモリのふんを消毒した後の被害対策
コウモリのふんを処理し、消毒した後には、「侵入経路を塞ぐ」ことや「ジェルタイプの忌避剤で長期的な対策を施す」ことまでしておくと安心です。
それぞれの方法やポイントをお伝えしていきますね。
コウモリの侵入経路を金網やネットなどで塞ぐ
せっかく重労働なコウモリのふんの処理や消毒をしたのに、再度コウモリに侵入を許してしまいふん害にあってしまったら最悪ですよね。
コウモリの再侵入によるふん害を防ぐためには、コウモリをしっかりと追い出し、侵入口を塞ぐことが重要です。
コウモリの侵入口は金網や防鳥ネットで塞いだり、細かな隙間をシーリング剤できっちりと埋めたりしていくことで隙間を一切作らないようにして下さい。
2cmくらいまでの隙間ならばコウモリは簡単に侵入してきてしまいます。
コウモリが再侵入してふん害を引き起こさないよう、しっかりと侵入経路を塞いでおきましょう。
侵入経路別に金網やネットでコウモリ対策をする方法はこちらの記事で解説しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
ジェルタイプの忌避剤で長期間のコウモリ対策を
ジェルタイプの忌避剤は1ヶ月もの間コウモリを寄せ付けない対策になります。
コウモリのふんを処理して消毒したのち、他の対策をとる間にジェルタイプの忌避剤を使っておくことで時間稼ぎをすることもできるでしょう。
ジェルを交換しながら長期的にコウモリを寄せ付けないようにすることも可能です。
ジェルタイプの忌避剤の使い方は2通りあります。
1つは直接壁や床にジェルを塗っていく方法です。
壁や床はジェルで汚れてしまいますが、簡単に気軽に対策を行える点で良い方法になります。
2つ目としては、ジェルに付属している専用のトレーにジェルタイプの忌避剤を入れ、等間隔にロープで吊せるようにフックにかける方法です。
1ヶ月間コウモリを寄せ付けない効果があるうちに、コウモリの侵入対策などをしていくことをおすすめします。
1度ふんの処理や消毒をしたら、2度とコウモリを寄せ付けないようにしていくことが重要ですので、忘れないようにしてくださいね。
コウモリ駆除におすすめのジェルタイプ忌避剤や使用の注意点などはこちらの記事で解説しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
自分でコウモリのふんの消毒や掃除をできない場合は、プロの駆除業者に相談しましょう
コウモリのふんの特徴やふんの処理の方法、処理後の消毒方法、消毒後の対策について順を追って説明していきました。
ふんは病原菌も付着していますので、非常に危険です。
危険なふんを自分で処理していくとなると、注意しなければならないことも多く、難易度も高いでしょう。
ふんの危険を考えながら作業をしていくと、どうしても萎縮してしまい、逆に自分では思いもよらなかったミスや事故が起こることもあります。
初めての作業もあると思いますので、完璧にコウモリ対策をしていくのも難しいのではないでしょうか。
またコウモリは高所に住みつくことも多く、作業には生命の危険が伴うこともあります。
そのため、安全かつ完璧にコウモリのふんの処理や消毒を行うには、専門の駆除業者に力を借りても良いのではないでしょうか。
プロの業者はコウモリのふん対策のノウハウも豊富ですし、安全に作業を行っていくことができるでしょう。
ふんによる害を防ぎ、作業での事故も防ぎながらコウモリ対策・ふん対策が出来るコウモリ駆除業者にコウモリのふん対策や駆除をお願いするのも良い作戦です。
口コミや評判のいいおすすめのコウモリ駆除業者はこちらの記事でランキング形式で紹介しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。