「市役所はコウモリの駆除をしてくれるの?」
「行政でコウモリ駆除をしてくれるところはどこ?」
「市役所がコウモリ駆除に対応しているか、どうやって確認すべき?」
はじめまして。害獣駆除博士です。
コウモリ駆除を自分でするのは大変ですが、市役所などの行政は代わりに駆除してくれるのでしょうか?
私の家にもコウモリが住み着いていて、市役所に相談しようか迷っているんです…
確かに市役所は相談に乗ってくれるかもしれませんが、実は行政の対応は地域によって様々なのです。
そこで今回は、コウモリ駆除を市役所がやってくれるか確認する方法と、それぞれの対策をお伝えします!
自分でできるコウモリ駆除の方法もお伝えするので、参考になれば幸いです。
市役所はコウモリを駆除してくれる?
市役所はコウモリを駆除してくれるのでしょうか?
実は、市役所によって対応がバラバラです。
駆除してくれる市役所もあれば、業者を紹介してくれたり、駆除の相談にのったりするだけの所もあります。
詳しくは、自分が住んでいる地域の市役所もしくは行政機関に確認をとってみましょう。
市役所がコウモリ駆除に対応しているか確認する方法
前述した通りコウモリへの対応は市役所ごとに違います。
自分の住んでいる自治体は、コウモリ駆除に対してどのようなことをしてくれるのか確認してみましょう。
具体的に確認する方法としては、まずは公式ホームページを確認する方法があります。
コウモリの駆除に関して、市役所の対応について書いてあるケースも多いです。
またコウモリ駆除についてのページが見つからない場合は、電話をかけて担当の部署に繋いでもらうのもいいでしょう。
市役所によっては、鳥獣ダイヤルを持っているところもあります。
市役所がコウモリ駆除してくれない場合の対策法
コウモリ駆除を市役所などの行政機関が行なっていない場合どうしたらいいのでしょうか。
その一つの答えが、「自分で駆除をする」です。
プロに頼まないと駆除できないイメージを持たれる方もいますが、素人でも知識と道具さえ揃えば駆除は可能です。
4つのステップでコウモリを駆除する方法をご紹介します。
①スプレータイプの忌避剤でコウモリを追い出す
まずはスプレータイプの忌避剤でコウモリを追い出しましょう。
様々な臭いのスプレーが売っていますが、特にハッカの臭いのスプレーが効果的です。
使い方も噴射すればいいだけで、老人や女性でも扱いやすく使いやすいのがメリットです。
またスプレーなら高い場所にも吹きかけることができるため、脚立に乗る必要もなく落ちて怪我をする心配もありません。
しかし忌避剤は、コウモリが逃げるくらいですので臭いが強いものが多いです。
使う際は服や家具に臭いが移らないように工夫して使いましょう。
また子供が吸ってしまわないように、マスクをさせたり、スプレーを使うときは近づけさせない等の管理を徹底するのが大切です。
スプレータイプの忌避剤のデメリットとしては、効果が長期間持続しない事が挙げられます。
コウモリ駆除にオススメのスプレーや使用の注意点などはこちらの記事で解説しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
②コウモリの糞を掃除・消毒する
コウモリを追い出せたとしても安心してはいけません。
コウモリの残した糞の後始末をしないと、いくつか問題が発生するからです。
まずは「ノミ・ダニ」が発生することです。
ノミやダニが発生すれば、痒いだけでなくアレルギー症状を引き起こす人もいるので安心できません。
そして、「病原菌」が含まれているという事も覚えておきましょう。
糞に触ってしまっただけで感染する可能性もあるほどです。
掃除をする際は、糞に触れないように完全防備で掃除をするのが肝心です。
使った衣服は病原菌が付着している可能性がありますので、捨てられる衣服を選びましょう。
掃除の後はアルコールやエタノールで消毒も忘れずに行いましょう。
コウモリのふんを自分で掃除・消毒する方法はこちらの記事で解説しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
③コウモリの侵入経路を金網やネットで塞ぐ
コウモリを追い出してふんの処理もした後は、コウモリの侵入経路を塞ぎましょう。
コウモリは1度追い払ったとしても何度でも再侵入してきます。
そのため、侵入口と考えられるような場所は金網で塞ぐのがベストです。
金網はホームセンターに売っているような物で構いませんが、網の目が細かいやつを選ぶのがポイントです。
コウモリは1cm〜2cmの隙間でも侵入してくるので、荒い網の目だと簡単に侵入されてしまうのです。
また、網に目がないと通風口などでは空気が通らなくなってしまうので気をつけましょう、
塞ぐにあたって、パンチングメタルという工事現場でも使われているものは頑丈でオススメです。
最後に塞いだ金網がズレてしまわないように、ネジなどで固定するのも忘れずに行いましょう。
コウモリの侵入経路の塞ぎ方はこちらの記事で解説しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
④ジェルタイプの忌避剤でコウモリを近寄らせない
忌避剤には固形、液体、ジェル、スプレーなど様々なタイプのものがあります。
コウモリを追い出した後に、近寄らせないようにするためには、ジェルタイプの忌避剤が効果的です。
理由としては、一つ目に長持ちするからです。
スプレータイプや液体は1日から〜2日ほどしか効果が持ちませんが、ジェルタイプなら1か月ほど持つものが多いです。
また、コウモリが興味を示して口に含んだり、体に付いたりすれば、臭いが取れないため恐怖を与えやすいです。
固形の物も長持ちする点では同じですが、ジェルタイプは付着しやすいという点で固形の物よりも優れていると言えるでしょう。
ジェルタイプの使い方としては、専用のトレーに入れて設置することが多いです。
ジェルタイプのコウモリ用忌避剤のオススメ商品や使い方の注意点などはこちらの記事で解説しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
市役所も自分でもコウモリ駆除できない場合は、プロの駆除業者に依頼しましょう
ここまで自分でコウモリを駆除することについて説明してきました。
コウモリは自分で駆除することができることは事実です。
しかし、野生のコウモリの行動は読みにくく、素人が駆除するのは難しいという事も覚えておいて下さい。
少しでも自分で駆除をする事に対して不安があるなら、プロの駆除業者に依頼することをオススメします。
理由としては4つあります。
まず1つ目として、素人では「コウモリの侵入経路を特定するのは難しい」からです。
忌避剤を使うにしろ侵入口を塞ぐにしろ、どっちにしても侵入経路を特定しないと話が進みません。
しかし家には沢山の侵入口になるような場所があるので、素人ではどの場所をコウモリが使っているかなど到底分かりません。
2つ目の理由としては「鳥獣保護法」の存在があります。
コウモリは鳥獣保護法という法律で守られており、駆除をする事に対していくつも制約があります。
素人ではこの法律をしっかりと理解するのは難しいだけでなく、もしこの法律に違反すると罰則を受ける可能性もあり危険です。
3つ目に「高い場所や狭い場所での作業に危険が伴う」からです。
コウモリを駆除する時は、高い場所や狭い場所での駆除作業になる事が多いです。
そのため高い場所から落ちたり、狭い場所で体をぶつけて怪我をする可能性が高く危険です。
4つ目に「コウモリの体や糞が不衛生」な点も挙げられます。
コウモリの体には、ノミやダニが沢山付着しています。
そのため万が一触ってしまったりした場合には、ノミやダニが自分にもくっついてしまうのです。
またコウモリの糞には病原菌までいます。
そのため、糞尿の掃除をするだけでも病気になる可能性があるのです。
以上の点から、コウモリを駆除できる業者に依頼するのをオススメします。
プロの駆除業者なら駆除するにあたっての法律に詳しいですし、家の構造やコウモリの習性にも詳しいです。
また、長年の経験からコウモリの侵入経路の把握もお手の物ですし、危険な場所での作業にも慣れています。
プロの駆除業者に依頼すれば、費用以上の結果が期待できるでしょう。
見積もりは無料の業者が多いですので、被害が拡大する前に是非一度相談してみて下さい。
おすすめのコウモリ駆除業者はこちらの記事でランキング形式でお伝えしているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。