「タヌキの駆除に罠って使っていいの?」
「タヌキを罠で捕まえるには、どんな餌を使えばいいのかな?」
「タヌキ用の罠を自作する方法を知りたい!」
はじめまして。害獣駆除博士です。
家の畑や農作物を荒らすタヌキを罠で捕まえてやりたいと思うことはありませんか?
私も育てている大事な野菜をタヌキに食べられてしまって、罠での捕獲を考えています。
ちょっとお待ちください!
タヌキを罠で捕獲するには、気をつけるべき法律があるのをご存知でしょうか?
今回はタヌキを罠で捕獲する際の法律と共に、おすすめの罠や餌、自作の罠の作り方なども紹介していきます。
タヌキに罠を使う注意点
タヌキの被害にあった方は、すぐにでもタヌキを捕らえたいと考えるはずです。
そして、タヌキを捕らえるために「罠」を使おうと考えてる人も中にはいるのではないでしょうか?
しかし、タヌキを捕らえるのに「罠」を使うのは条件があります。
最悪の場合法律で裁かれてしまう場合もあるので、ここで罠を使う条件を確認しておきましょう。
基本的にタヌキへの罠の使用は法律で禁止されている
結論から先に申し上げると、タヌキに罠を使用することは「基本的には禁止」です。
実はタヌキは「鳥獣保護管理法」で守られており、捕獲をしたり危害を加えたりする事が禁止されています。
違反した場合は、懲役10年以下もしくは100万円以下の罰金を科されてしまいます。
ただ「基本的に」と言ったことからも分かるように、条件さえ満たせば罠を使えます。
例えば行政からの捕獲許可を得た場合や、狩猟免許を持っている場合は罠を使えるケースがあります。
タヌキに罠を使用できるケース
先述したように、タヌキに罠を使うのは基本的に禁止されています。
しかし条件を満たせば、罠を使って捕らえる事が可能ですのでこちらで使えるケースの一例をご紹介します。
まず、捕獲を禁止されていない場所でかつ堀に囲まれた住宅敷地内のケースです。
このケースでは、狩猟期間以外の場合は行政機関から許可を得た場合にのみ罠が使えます。
また狩猟期間の場合は、行政機関から許可がなくても罠が使えます。
次に駆除業者に頼むケースです。
業者は狩猟免許を持っていますし、罠も持っています。
この場合は、依頼者が狩猟免許を持っていなくても業者が罠を使って捕獲作業ができます。
業者は罠を使ってタヌキを捕らえる経験も豊富ですので、迅速にかつ確実に罠でタヌキを捕らえてくれるでしょう。
タヌキの罠にオススメの商品
素人には、どの罠がタヌキに効果的なのか分かりにくいですよね。
罠は値段が高い物も多いので、購入してから後悔するのは避けたいところです。
ここでは、数ある罠の中から買って後悔しないオススメの罠を3つご紹介します。
動物捕獲器 アニマルキャッチャー Lサイズ
アニマルキャッチャーは見た目はシンプルな捕獲器ですが、誰でも使いやすいように様々な工夫がされています。
まず組み立てが簡単ですぐに使えます。
普段は折りたたんだ状態で場所を取らずに保管でき、いざ使う時になれば上部を引っ張りあげてストッパーで止めるだけで箱の形が完成します。
その後は、踏板と仕掛けのフックをセッティングするだけですので女性でも簡単に使えます。
また、持ち手の部分が鉄板でしっかりと守られているため、捕獲後にタヌキに攻撃される心配もありません。
仕掛けは、捕獲器の中にあるプレートを踏めば入り口の扉が閉まる仕組みになっています。
注意点としては、動物が踏板を怪しんで近づかないケースがあることです。
踏板に布をかけておいたりしてカモフラージュすると、怪しまれる可能性が大幅に減るでしょう。
デメリットとしては、扉が斜めになっているタイプなので、動物が完全に入っていないとお尻に引っかかり逃げ出す可能性がある点です。
【料金】4,480円(税込)
栄ヒルズ 害獣捕獲器
「栄ヒルズ 害獣捕獲器」は、前ハンドルがスライド式になっているため、捕まえたい動物の大きさに合わて調整ができる捕獲器です。
タヌキによっても大きさは異なるため、1度取り逃したとしても調整すれば捕まえられる可能性は高まります。
動物が捕獲器に入った後は、素早く扉が閉まりロックが力強くかかるので力の強いタヌキも逃げられません。
またエサフックは取り外す事が可能で、捕獲した後にタヌキを傷つける心配もありません。
捕獲器を覆うカバーが付属されており、暗い所を好む動物に怪しまれることもありません。
説明書には、効果的なエサの種類や捕獲の仕方も書いてあるので初心者に特にオススメしたい商品になります。
注意点としては、扉が斜めのタイプなので動物が入りきっていない場合はお尻に引っかかる可能性がある点です。
【料金】7,153円(税込)
栄ヒルズ 中型獣用捕獲器
こちらの商品は、タヌキが踏んだ時に足を挟んで逃さないタイプの罠です。
小型で軽いですが、バネは丈夫で挟む力も強いため大型のタヌキであっても逃しません。
罠を仕掛ける時は最新の注意を払う必要はありますが、キャッチが動かしやすい構造になっているためセッティングが簡単です。
【料金】2,757円(税込)
タヌキの罠に使うオススメの餌
タヌキを罠におびき寄せるためには、タヌキが好む餌を設置する必要があります。
ただし、他の動物も好むような餌だと他の動物も引き寄せてしまうので注意が必要です。
オススメの餌としては、「被害にあった作物」や「臭いで誘いやすい食べ物」がいいでしょう。
ペットフードや肉は手に入りやすいですが、他の動物も引き寄せてしまうため使わない方がいいでしょう。
【タヌキの罠を自作】作り方を解説!
タヌキを捕まえる罠は、市販の物を購入しないといけないわけではありません。
時間があれば誰でも作ることが可能です。
今回は自分で罠を作る方法をご紹介します。
まずは100円ショップなどで売っている網目状の板を4つ買い、それを四角形の形ができるようにインシュロックで繋ぎ合わせましょう。
そして両端の片方は、少し大きめの板で塞いでしまいましょう。
もう片方はタヌキが入ってくる方の穴になります。
こちらにはカーテンレールをつけて、扉が落ちてくるように作ります。
罠の中には、100均で売っているクリックボードを設置して踏板代わりにしています。
クリックボードを踏めば、カーテンレールについている扉が落ちてくるというシンプルな構造になっています。
詳しい内容は動画を参照してみてくださいね。
タヌキを罠で捕獲できない場合は、プロの業者に相談しましょう
罠の使用は、タヌキを捕まえるために便利な方法です。
しかし免許が必要であったり設置の方法が難しいという事は、素人にとっては大きなデメリットではないでしょうか。
また罠の使用は、タヌキだけでなく人間も罠にかかってしまう危険性もあるため、とてもリスクのある方法とも言えます。
そのため、罠の使い方に不安を感じる方は、タヌキ駆除業者に依頼するのをおすすめします。
タヌキ駆除業者は、罠の使い方を熟知していますので適切な場所に安全に設置してくれます。
仮にすぐに罠にかからなかったとしても、他の捕獲器、忌避剤、電気柵など他の対策をすぐにうってくれます。
見積もりはほとんどのタヌキ駆除業者が無料ですので、ぜひお気軽にご相談してみて下さいね。
おすすめのタヌキ駆除業者はこちらの記事でランキング形式で紹介しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
タヌキ駆除業者はたくさんあって、どこに相談しようか迷ってしまいませんか?そこで今回は人気タヌキ駆除業者を比較しておすすめランキングを作成しました!タヌキ駆除業者の失敗しない選び方や料金相場もお伝えするので、ぜひご覧ください!