【網やネットでコウモリ対策】正しい侵入防止の方法を徹底解説!

「コウモリの侵入経路を金網やネットで塞ぐ場合は、どうしたらいいの?」

「換気口や換気扇からコウモリが入ってきてるんだけど、金網とネットどっちで塞ぐべき?」

「コウモリ対策にネットや金網を使う際の注意点を知りたい」

害獣駆除博士害獣駆除博士

はじめまして。害獣駆除博士です。

コウモリは家に住み着くとフンに潜む菌やウイルスでの健康被害や羽音での騒音被害など、数々の被害をもたらす害獣です。

悩んでいるおじさん

私の家の換気扇にコウモリの糞があって住み着いているみたいなのですが、なかなか侵入防止できなくて…

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コウモリは1〜2cmほどの隙間があれば侵入できるので、一般の方が全ての侵入経路を完璧に塞ぐのは正直難しいものです。

しかしご安心ください!

今回はコウモリの侵入経路別に適切な侵入防止アイテムと正しい塞ぎ方を分かりやすく解説します!

全ての隙間を金網やネットで塞げばいいわけではないので、この記事をよく読んで状況に合わせた侵入防止対策を行なっていきましょう。

【網やネットでコウモリ対策】侵入経路の正しい塞ぎ方

【網やネットでコウモリ対策】侵入経路の正しい塞ぎ方

コウモリの侵入経路は正しく塞いでいかないと再度侵入を許してしまうことになります。

屋根裏などに住むアブラコウモリは1cmや2cmの隙間があるだけでも、侵入することができてしまうので気をつけてください。

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ここではコウモリたちの侵入経路を正しく塞ぐ方法についてご紹介していきます。

コウモリの侵入経路を特定する

まずはコウモリの侵入経路をみつけることが大事です。

1cm〜2cmの隙間でも簡単にコウモリたちは侵入してきますので、ありとあらゆる隙間をしっかりと塞いでいきましょう。

コウモリが侵入してきたと思われる場所だけでなく、家中の隙間を細かくチェックしてすべて塞ぐ必要があります。

換気口や換気扇は金網やパンチングメタルで侵入防止

通気口や換気口はコウモリの侵入口としてよく使われる場所です。

ですが、通気口や換気口の性質上、ぴっちりと塞ぐことができない場所でもあります。

通気口や換気口の機能を維持したままコウモリの侵入を防ぐ方法として、金網やパンチングメタルといった網目の細かいもので塞いでいくことをおすすめしたいです。

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金網の幅が2.5mmのものですと、コウモリも侵入することができませんので良いでしょう。

自分でコウモリ対策を行う際に、ハサミで切れるものや変形させるのが楽なものを使うと、より簡単に対策を施していくことができます。

金網を設置する場合も、他のもので対策する時と同じように、ずれてわずかな隙間ができたりしないよう、ネジや接着剤でしっかりと固定していくことが重要です。

ベランダの隙間は防虫ネットで侵入防止

ベランダにコウモリが住み着いた場合には、防虫ネットを使ってコウモリ対策していくことをおすすめいたします。

防「鳥」ネットではなく、防「虫」ネットですので、間違えて買わないようにしてください。

防鳥ネットですと網目が広いため、体の小さなコウモリは通り抜けてしまいます。

防虫ネットは防鳥ネットと比べて網目が細かいため、コウモリがすり抜けることはないでしょう。

防虫ネットは農業用で広く用いられていて、種類も豊富です。

 

特におすすめの品は、シンセイから発売されている防虫ネット(1mm目、1.8m×10m 税込1,576円)。

コスト面でも、ベランダの広さをカバーできる面積という実用面でもおすすめできる品です。

防虫ネットを設置する際には、防虫ネットを貼り付けるテープも必要になります。

粘着力の高い家の補修用強力テープを使うと、上手く防虫ネットを取り付けることができるでしょう。

 

<防虫ネットの使い方の手順>

  1. ベランダの広さに合わせて防虫ネットを切り取ります。
  2. ベランダを囲うように、「1」で切り取った防虫ネットを柱やベランダの屋根に貼り付けていきましょう。
  3. 隙間なく防虫ネットで覆うことができれば、作業終了。

 

<防虫ネットを使う際の注意点>

ベランダの構造上、柱や屋根に取り付けられない場合があります。

このような場合には外壁に直接防虫ネットを貼り付けると良いでしょう。

外壁に直接防虫ネットを貼り付けた場合、テープが雨風によって剥がれやすくなってしまいますので気をつけてください。

細かい隙間はシーリング材で侵入防止

コンクリートパネルの細かい隙間や屋根と壁の隙間には、シーリング材を使うと効果的なコウモリ対策になります。

ちなみにシーリング材とは、ペースト状で隙間を埋めるのに適した素材です。

シーリング材は、シーリングが入った本体と材料にシーリングを塗るために使うコーキングガンが必要ですので気をつけましょう。

隙間の形状や大きさに合わせて用いることができるシーリング材は、コウモリ対策に適しています。

例えば、天井裏や屋根裏に通じる隙間、外壁やシャッターといったところにできる不定形な隙間を埋めるのに、シーリング材は効果を発揮するでしょう。

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事前にシーリング材を使う場所の埃や汚れを取り除いておくと、シーリング材が剥がれにくくなるので、掃除をしてからお使いください。

広い隙間はパテで侵入防止

エアコンのホースを通す口のように、広い隙間にはシーリング材ではなく、パテを使用することをおすすめします。

パテの使用方法は簡単です。

塞ぎたい場所にパテを埋めるだけで作業完了。

シーリングで塞ぐのには違和感があるような大きさの箇所に、パテを使うと効果的です。

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パテの中にはカプサイシン入りのものもあり、忌避剤としての効果も期待できます。

網やネットでコウモリ対策する前にスプレータイプの忌避剤で追い出そう

網やネットでコウモリ対策する前にスプレータイプの忌避剤で追い出そう

網や防虫ネットでコウモリ対策をする前に、住み着いているコウモリを一度巣から外に追い出す必要があります。

巣からコウモリを追い出す方法としては、忌避剤入りのスプレーが即効性があります。

ホームセンターや通販で手軽にお求め安く購入することができます。

使用方法も簡単です。

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スプレータイプのコウモリ用忌避剤のオススメグッズや使用の注意点などはこちらの記事で解説しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

>>「コウモリ駆除スプレーは効果ある?正しい使い方や時間帯を知って撃退!」

網やネットでコウモリ対策した後はジェルタイプの忌避剤で近寄らせないようにしよう

網やネットでコウモリ対策した後はジェルタイプの忌避剤で近寄らせないようにしよう

網や防虫ネットでコウモリ対策した後に、さらに忌避剤を使うことで、より効果的なコウモリ対策を施すことができます。

この場合はスプレータイプの忌避剤よりも効果が長持ちするジェルタイプの忌避剤をおすすめします。

スプレータイプの忌避剤は効果の即効性がありますが、数時間程度しか持続しません。

しかしジェルタイプの忌避剤は効果の即効性はありませんが、1ヶ月程度は持続してくれます。

そのため、金網や防虫ネットで侵入経路を塞いだ後はジェルタイプの忌避剤を使用することで、より確実にコウモリを寄せ付けない体制が作れるのです。

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ジェルタイプのコウモリ用忌避剤のおすすめ商品や正しい使い方などはこちらの記事で解説しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

>>「コウモリ対策はジェルタイプの忌避剤が効果的!おすすめ商品2つを紹介!」

コウモリ対策が完了したら、フンの清掃・処理をして二次被害を抑えよう

コウモリ対策が完了したら、フンの清掃・処理をして二次被害を抑えよう

コウモリを追い出したり、網や防虫ネットを取り付けたりしてコウモリ対策を終わらすだけでは、まだまだ安全面が不十分です。

コウモリたちの住処やその周辺に残されたフンの清掃と処理が必要になります。

コウモリのフンには感染症を引き起こす菌が付着していることもあるでしょう。

さらに、コウモリのフンを食べにくる害虫が集まってきてしまい、不衛生な状況になっています。

ですので、コウモリを追い出しただけでなく、コウモリたちのフンの清掃と処理も行わなければなりません。

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コウモリの糞を自分で処理・消毒する方法はこちらの記事で紹介しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

>>「【コウモリのふんの特徴】画像を使って消毒・掃除の方法を解説!」

自分でコウモリの侵入防止ができない場合は、プロの業者に頼みましょう

自分でコウモリの侵入防止ができない場合は、プロの業者に頼みましょう

以上、自分で網や防虫ネットでコウモリ対策を行う方法をご紹介していきました。

コウモリたちの侵入経路を塞いでいく上で、少しの隙間も作らず行うのは素人には難易度が高い作業だと言えます。

さらに、ベランダといった高所での作業には危険を伴うものもありますし、フンの処理も完璧にしなければなりません。

自分一人で対策をするのは難しいなと感じた方は、プロのコウモリ駆除業者に対策を依頼することをおすすめします。

プロの駆除業者ですと、費用はかかりますが、安全に確実にコウモリ対策を行うことができるでしょう。

現地調査や見積もりは無料で対応してくれる業者が多いので、まずは無料相談から頼んでみてはいかがでしょうか?

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口コミや評判のいいおすすめのコウモリ駆除業者はこちらの記事でランキング形式で紹介しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

>>「【コウモリ駆除業者口コミランキング】費用・料金相場も紹介!」