「イノシシの嫌いなものって何?」
「イノシシはどんな食べ物や植物を嫌うの?」
「イノシシは青色が苦手ってホント?」
はじめまして。害獣駆除博士です。
イノシシ対策には、イノシシの嫌いなものを利用することが重要です。
私もイノシシ被害に遭っているのですが、効果のある対策法が分からなくて…
イノシシの駆除方法はたくさんあるのですが、中には効果のないものもあってどれがいいのか迷ってしまいますよね。
ですが安心してください!
今回は、イノシシの嫌いな食べ物や作物、匂い、色、音など嫌いな全てのものを分かりやすく解説します!
嫌いなものを活用したイノシシの駆除方法もお伝えするので、ぜひ最後まで読んで状況に合わせた対策をしてくださいね。
イノシシの嫌う食べ物や植物、作物
(出典:鳥獣被害.com)
イノシシは土の中にある大好物のさつまいもを嗅ぎ分け、食べてしまうほど嗅覚が優れています。
ではイノシシが嗅ぎたくない臭いもあるのでしょうか。
きっとそれらはイノシシにとっては強烈な臭いであり、食欲が湧かないものでしょう。
それは次の5つの食べ物や植物です。
- レモングラスなどのバーブ
- 唐辛子のカプサイシン
- ニンニク
- 玉ねぎ
- 彼岸花
①レモングラスなどのハーブ
研究の途中ではありますが、レモングラスにはイノシシよけの効果があるようです。
佐賀県の武雄市ではイノシシ侵入の防止のためにレモングラスを栽培し始めました。
実際にイノシシの侵入防止にレモングラスは効果を発揮しているようで、これからも研究を続けたいとの意欲を示しています。
一見レモングラスの株に似ている茅(かや)の株は、人間が掘り起こそうとしてもかなりの重労働です。
でも、その株の下にはミミズなどのイノシシの餌があるので、イノシシはそんな茅の株ですら簡単に掘り起こしてしまいます。
レモングラスがイノシシにとって嫌がる臭いなのかどうかははっきりしません。
ですが、レモングラスの畑を荒らさない、イノシシが好んで食べないというのが証明されていることから、やはりレモングラスはイノシシの嫌いなもののひとつなのかもしれません。
このことからも、侵入を許したくない畑の周りにレモングラスなどのハーブを植えることによってイノシシの侵入を防げるのではないかと考えられます。
レモングラスは温かい気温を好みますし、株が大きくなる植物です。
場所によっては栽培が難しいかもしれませんが、栽培に適している土地であれば、敷地の周りをレモングラスで囲むなどしてイノシシ対策に使ってみてはいかがでしょうか。
副産物でもあるレモングラスを使った料理トムヤムクンや爽やかなレモングラスティーも楽しめますよ。
詳しいハーブのイノシシ対策効果やハーブを使った撃退グッズなどはこちらの記事で紹介しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
>>「イノシシ対策にハーブは効果ある?効くハーブや撃退グッズを紹介!」
②唐辛子のカプサイシン
(出典:豊田商店)
イノシシは唐辛子の匂いが嫌いです。
とりわけカプサイシンの辛い匂いが苦手なのです。
人間でも料理の時に唐辛子の匂いを嗅ぐだけで、咳が出たり目が痛くなったりしますよね。
この空中に舞ったカプサイシンの刺激が人間に影響を与えるのであれ、まして嗅覚が人間の何千倍とも言われているイノシシには嫌な刺激であることに違いありません。
使い方のコツは「粉々に粉砕してばら撒くこと」と「唐辛子が濡れないようにすること」。
人間にとっても丸のままの唐辛子があまり抵抗がないように、イノシシにとっても丸のままの唐辛子はあまり抵抗がありません。
カプサイシンの刺激が功を奏するように、粉々にしてイノシシに刺激を与えましょう!
イノシシ対策に唐辛子を効果的に使う方法やカプサイシン入りのおすすめ撃退グッズなどはこちらの記事で紹介しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
>>「イノシシ対策に唐辛子は効果ある?植える注意点や撃退グッズを紹介!」
③ニンニク
ニンニクもその臭さでイノシシを追い払ってくれます。
イノシシの侵入口にニンニクを栽培してみませんか。
栽培は狭い場所でも大丈夫なので、隙間をぬって種ニンニクを植え付けておくことができます。
強烈な臭いでイノシシを撃退したいなら、ニンニクを潰して撒いたり吊るしたりしてみてはいかがですか。
皮が付いた状態より効果が期待できます。
強烈なニンニク臭でイノシシを追い払いましょう!
イノシシ対策にニンニクを活用する方法やニンニク入りのおすすめ忌避剤などはこちらの記事で紹介しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
>>「【イノシシ駆除にニンニクは効果ある?】対策のコツや注意点を解説!」
④玉ねぎ
イノシシが嫌う野菜のひとつに玉ねぎがあります。
推測できるのはニオイと毒性。
この二つの原因は、玉ねぎが持つ有機硫黄化合物・アリルプロピルジスルフィドの存在です。
これは玉ねぎ中毒の原因物質であり、赤血球を破壊する成分、そして強い臭気を持つ特性があります。
強い臭気というのが嗅覚が優れているイノシシが嫌がる理由にぴったりきますよね。
さらに貧血を起こし、最悪死に至るような物質を嗅ぎ分けているとすれば素晴らしい本能です。
もしイノシシにアリルプロピルジスルフィドを解毒する能力がなければ、彼らにとっては命取りになります。
あくまでも仮定ですが、アリルプロピルジスルフィドはネギ類に含まれるため、イノシシが白ネギやノビルなども口にしない事実を裏付けているのかもしれません。
残念ながら日本国内のイノシシの生態研究はあまり進んでおらず謎に包まれている部分が多いので、本当の理由はわかりませんがイノシシが玉ねぎを食さないというのは事実です。
イノシシ対策で畑の周囲に玉ねぎを植えるなら、大切な野菜をカモフラージュし守ることができるかもしれませんね。
⑤彼岸花
彼岸花は、花全体や球根に有毒アルカロイドを持っている植物です。
毒が含まれている球根を食べると、激しい下痢や嘔吐に見舞われることになります。
ひどい時には呼吸不全や中枢神経麻痺といった深刻な状況を引き起こすそうです。
彼岸花は球根に毒を持つ植物として古くから知られていたので、地中を動く動物であるモグラに効果があると信じられてきました。
ですからお墓と言えば彼岸花を連想する方もいらっしゃることでしょう。
昔は土葬だったため、遺体をモグラなどから守ろうと思ってお墓の近くに植えていたのですね。
毒を持つ彼岸花は、イノシシの掘り起こし防止にも役立つようです。
この彼岸花、イノシシにとっては食欲をそそらない、魅力のないもの。
彼岸花の毒素をニオイで感じ取っているのかもしれませんし、本能で食物として適さないこと知っているのかもしれません。
それならイノシシよけに彼岸花を活用しないわけにはいきません。
彼岸花は球根性の植物ですから増やすのは簡単。
それでも、もっと早く球根を増やしたいという方は、ひと手間かけて花をつけた頃に花芽を切り落としてみてください。
他の花とは違い、彼岸花はまず花芽をつけ、花が咲き終わってから葉っぱを伸ばしていくという特性を持つからです。
球根が太るためには、葉っぱからの栄養の吸収が必要です。
花芽が切られて花が終わったと錯覚した彼岸花は、葉っぱを伸ばして球根への栄養補給を頑張ってくれるでしょう。
彼岸花だけでイノシシよけに不安を感じる方は、防護柵などと併用して対策されるのをおすすめします。
イノシシの嫌いな匂い
イノシシを追い払う方法として匂いを使ってみましょう。
これはイノシシに匂いで警戒心を持たせて近づかせないという方法です。
ご紹介するのは次の4つです。
- 木酢液や灯油、タバコなどの火の匂い
- イノシシの皮を焼く匂い
- 人間の髪の毛の匂い
- 天敵のオオカミの尿(ウルフピー)の匂い
①木酢液や灯油、タバコなどの火の匂い
イノシシが嫌いな匂いの一つは煙です。
山火事を連想させるからです。
野生動物にとって山火事は命の危険へとつながるので、彼らは命を守るためにその臭いから遠ざかるとするのです。
この習性を利用してイノシシを忌避させることができます。
活用することができる臭いは、木酢液や灯油など煙を連想させる臭いです。
ある方はイノシシが火や油の臭いを嫌うことを理由に、灯油を入れた空き缶を青竹の中に入れ、さらに火をつける芯を作って火をつけてイノシシが侵入しそうなところに設置したそうです。
畑や山の中また屋外での火の使用には疑問が残りますが、イノシシよけには効果があったようですよ。
また別の方はタバコの吸殻をネットに入れ、畑のあちこちに置いたり作物にくくりつけたりなどして効果があると話しています。
イノシシよけとしていずれの方法を取るとしても、石油製品や火の取り扱いには十分ご注意ください。
一番安全なのは木酢液を使ったイノシシよけかもしれませんね。
木酢液は液体なので取り替えたり足したりの手間がかかりますが、安全安心です。
より効果的な場所を選んで、散布したり何かに湿らせて設置しておくことができます。
木酢液でイノシシを追い払う方法はこちらの記事で解説しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
②イノシシの皮を焼く匂い
昔ながらの猟師さんは、イノシシの皮を焼いてイノシシよけにしていたようです。
イノシシの鋭い嗅覚と縄張り意識を利用したのかもしれませんね。
興味深いことに、この猟師さんはイノシシの皮を焼くにあたって、一度に燃えてしまう方法と一晩中煙が出るように焼く方法とを試したようですがどちらも効果はあったようです。
昨今、火の扱いには安全さと自治体の条例などが関係していますから、それらも考慮しつつ試してみなければいけないですね。
③人間の髪の毛の匂い
イノシシは人間を避けたいと考えています。
普通イノシシの天敵は熊や狼ですが、最近は熊や狼が減少傾向にあることから、イノシシの最大の天敵は人間となっています。
以前はよく田んぼに案山子(かかし)を見かけたものです。
これは野生動物の視覚を利用したものですよね。
では嗅覚を使ったイノシシよけには何があるでしょうか。
それは人間の髪の毛の匂いです。
これは安くて簡単な方法です。
人間の髪の毛を玉ねぎが入っているようなネットに入れてぶら下げておくだけ。
自宅で切った髪の毛でもいいですし、足りなければ美容院などでもらってくることもできるでしょう。
ネットに入れる量は玉ねぎ一個ぶんぐらいの量です。
多くありませんよね。
シャンプーや整髪料の匂いがすると、イノシシよけの効果は高まるそうです。
吊り下げる時のポイントは、イノシシの鼻の高さに合わせて地上から30㎝〜60㎝ほどが効果的です。
④天敵のオオカミの尿(ウルフピー)の匂い
次にご紹介するのがオオカミのおしっこ。
そう聞くとちょっと引いちゃいますが、このオオカミの尿はウルフピーとしてネット販売しております。
もちろん販売目的は害獣駆除。
前述でも申し上げましたがイノシシの天敵はオオカミです。
イノシシは嗅覚に優れているので、天敵の匂いを嗅ぎ分けます。
それでイノシシはウルフピーの臭いを天敵の匂いと認識して遠ざかるというわけです。
使い方は簡単。
容器に入れて設置するだけです。
送られてきたウルフピーは小袋になっていますから、それを容器にあけてイノシシが侵入する場所に置いておきます。
この設置の高さもイノシシの鼻の高さに合わせて30㎝から60㎝の高さです。
効果は約1ヶ月ほど続きますが、環境によって違いますので足りなくなったら足す、雨や水が入って薄くなったら入れ替えるようにしてください。
ただ臭いがしても何も起こらなければイノシシは安全だと思ってしまいます。
最初は警戒していたイノシシも慣れてしまうかもしれないということを見越して、柵を併用するなど工夫を加えてください。
イノシシの嫌う色は青色ってホント?
害獣よけのグッズで青色のものをよく見かけますが、果たしてイノシシよけに青色のものは効果的でしょうか。
手始めに考えなくてはいけないのは、そもそもイノシシは青色に恐怖心を感じているのかということ。
答えはいいえ。調査結果によるとそうではありません。
イノシシが青色を恐がるというのを肯定する研究結果や調査結果はありません。
むしろそれを否定するものを多く見ます。
ですが、それでも青色を使う効果はあります。
調査結果によると、イノシシは色覚として赤はあまり認識できませんが、青は認識できます。
この認識は恐いという恐怖心よりは、何かがあるから気を付けようという警戒心に繋がっているのです。
ですから青色を見ても何も起こらず安全だ、という経験を積めばイノシシは大胆な行動を取るに違いありません。
覚えておきたいのは、
- 青色に対しては恐怖心ではなく警戒心
- 慣れると効果がなくなる
では、この点を踏まえて青色LEDライトと青色ポットを効果的に使う方法を検証してみましょう。
青色LEDライトで追い払う
青色LEDライトでイノシシを追い払うというのはどのような仕組みなんでしょうか。
実は青色のライトだけでは効果がありません。
夜間では青色を認識できていないとの話もありますし、実際に青色LEDライトの前で餌を物色しているイノシシの報告例があるからです。
それで青色LEDライトの効果を高めるためには、フラッシュの機能がなくてはなりません。
フラッシュの光で驚く、そしてその瞬間に光で浮かび上がって見える、青色の何かの存在を察知する、ということで警戒心を生むことが期待できるのです。
ただし、同じリズムでただ点滅するだけのものは、慣れが生じるだけなのでおすすめしません。
光のリズムが変化するものをいくつか組み合わせたり、青いものを設置するなどして変化をつける工夫が必要でしょう。
「何か慣れないものがそこにある!」という警戒心を持たせることがカギとなります。
イノシシ対策におすすめのライトはこちらの記事で紹介しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
>>「【イノシシ対策にライトは効果ある?】おすすめライト3つを紹介!」
青色ポットで侵入防止
(出典:イノシシ生態・行動調査研究と侵入防護に関する研究)
青色ポットとは、園芸用の青い色をした植木のために使われるポットのことです。
黒い色はよく見かけますが、この青のタイプです。
これを侵入してほしくない畑の周りに張り巡らします。
この方法は効果があるようです。
これは園芸用のポット以外でも効果が実証されています。
例えば青色のテープを束にして青色ポットと同じように、畑の周りに張り巡らします。
チアガールの女の子が手にしているポンポンがありますよね。
そのポンポンの半分ぐらいか1/4ぐらいの量の青色のナイロンテープを束にするという方法。
束にしたナイロンテープの先は切り離してひらひらするようにしてください。
青色に加えて、それが揺れる動きと揺れる時の音にも効果があるでしょう。
これらは収穫物が育つ時期の半年ぐらいの間は効果が実証されています。
また慣れを抑制するために、収穫が終わったら必ず撤去してください 。
イノシシよけに必要なのはこの青色です。
これらはイノシシを恐がらせるためというよりは、人間がいるという認識を持たせて警戒させるためです。
ですから青色のものがあっても人間が長くそこにいない場合、イノシシは警戒心を緩めることでしょう。
この慣れを生じさせないように注意しなければいけません。
イノシシの嫌いな音
(出典:https://news-wakaru.com)
イノシシは聴覚も優れているため、これを逆手にとって音でストレスを与える方法もあります。
イノシシの嫌がる音は以下の3つ。
- 超音波
- 鈴やラジオなどの人間の気配がする音
- 花火や爆竹などの大きな音
①超音波
超音波でイノシシを避ける方法はとても効果的です。
超音波で人間の聞こえない周波数を流して、イノシシを忌避させることができます。
ある大学の獣医学部講師の研究によると、イノシシは20-50k㎐の音に逃避反応を示すことがわかっています。
市販の超音波器で使う周波数は20~45kHzなので、十分イノシシよけになります。
またドローンを使った実験では、超音波がかなり効果があるということが分かりました。
かなり大きな空き地に出没したイノシシをドローンでとらえます。
ドローンはイノシシの上空で止まりますが、イノシシは逃げません。
それから超音波を発するとイノシシは一目散に逃げていきました。効果は一目瞭然です。
超音波器はネット通販で購入することができます。
周波数によっても価格に違いがありますが、2000円から3000円程度です。
45kHzになると値段が6000円ほどにあがります。
この超音波器は単体で使うよりも複数体で使うと効果があるようです。
その場合、周波数をそれぞれ変えて設置することで効果がより高くなるでしょう。
さらにセンサーライトが搭載されているものなら、もっと効果が期待できます。
イノシシにとって超音波器は嫌いな音のひとつです。
しかし基本的に人間には聞こえにくいですが、小さなお子さんや耳のいい方でしたら聞こえるかもしれません。
耳の敏感な人にとっては不快な音になるので、この点も注意が必要です。
超音波を設置する時には人間の生活にマイナスにならぬよう、場所を選んでくださいね。
②鈴やラジオなど人間の気配がする音
熊よけに鈴やラジオというのはよく聞きますよね。
イノシシにも鈴やラジオは効果があります。
もちろん、イノシシは人間の気配が好きではありません。
それで人間の気配がする音、つまり鈴やラジオなどの音がするとイノシシから逃げてくれるでしょう。
人間の私たちもタケノコ掘りが大好きですが、イノシンとってもたけのこは大好物です。
山に入る時はイノシシと鉢合わせする危険があります。
たけのこを取りに行く時には鈴やラジオなどをつけて人間がいることをアピールしましょう。
この音に関しても慣れは危険です。
音がしても何も危険がないとイノシシが認知すると、畑に侵入してきたりするので注意しましょう。
イノシシは普段から藪に隠れて行動しています。
危険を察知すると即座に退散しますが、ねぐらの傍なら襲いかかってくることもありますので注意を怠らないでください。
自分の身の安全を守るためにも鈴やラジオだけに頼る、ということがないようにしましょう。
③花火や爆竹などの大きな音
イノシシを避ける対策としては、花火や爆竹などの大きな音でイノシシを驚かせるという方法があります。
この時に使う花火はロケット花火がいいかもしれません。
爆竹を使う時にも缶詰の空き缶に入れて音を鳴らすなどの工夫ができます。
この音には人間も驚きますから、イノシシも驚いて逃げてくれること間違いなし!
ただし、花火や爆竹などの大きな音を鳴らす際は、周りにいる人たちに告げてからにしましょう。
広い土地をお持ちの方なら、竹を焼くこともできます。
少し大きめの穴を掘り、ある程度の長さに切った竹をそこで焼くと、時間差で爆竹のような音が出ます。
煙の臭いと竹の割れる音がイノシシよけに効果があるのは間違いありません。
ただし、周りに人がいないこと、近所迷惑にならないようにすること、そして火の取り扱いには十分お気を付けください。
自分でイノシシ対策できない場合は、駆除業者に依頼しましょう。
イノシシの駆除はなかなか自分では手に負えないように感じます。
色々試してはみても限界があるかもしれませんね。
「山の10頭より里の1頭。子より親」
駆除する時の合言葉ですが、被害場所から1キロ以内にいるイノシシを優先して捕まえること、子が捕まえられているところを見て箱罠に警戒心を持ち、なかなか捕獲できなくなる親がいるからまず親を捕まえなさい、と教えているんですね。
こんな知恵もイノシシ駆除を専門にしている方だから言えることです。
駆除の相場は10万円から24万円ほどですが、これは状況や場所によって変わります。
業者さんが使う箱罠の種類によっても変わることでしょう。
イノシシ被害からどうしても抜け出せないなら、まずはイノシシ駆除のプロに相談してみるのもいいかもしれませんね。
きっと簡単に問題を解決してくれますよ。
おすすめのイノシシ駆除業者についてはこちらの記事で厳選しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。