「タヌキの駆除に木酢液って効果があるの?」
「タヌキ対策に木酢液ってどう使えばいいの?」
「木酢液って使うときに注意点ってある?」
はじめまして。害獣駆除博士です。
炭を作る際に生じた水蒸気を集めた木酢液ですが、タヌキ駆除には効果があるのでしょうか?
私の畑もタヌキ被害にあっていて、なんとか対策をしたいのですが…
タヌキ被害は深刻なので、早めに駆除したいものですよね。
そこで今回は、タヌキ駆除に木酢液の効果があるのか分かりやすく解説します!
木酢液の正しい使用法や注意点なども合わせてお伝えするので、タヌキ被害にお困りの方はぜひ最後までご覧ください!
タヌキ駆除に木酢液は効果ある?
タヌキ駆除に木酢液は非常に効果があります。
理由としては単純で、木酢液の臭いをタヌキは非常に嫌うからです。
木酢液は炭を作る時にでる水蒸気を集めた物で、臭いは山火事を連想させる臭いをしています。
タヌキはこの山火事を連想させる臭いがとても苦手です。
実はタヌキに限った話ではなく、森に住む野生の動物は「山火事に似た臭い」を本能的に嫌うのです。
タヌキ対策に効果的な木酢液入り撃退グッズ
木酢液はそのままでもタヌキに効果ありますが、木酢液を他の成分と混ぜてある忌避剤も効果的です。
どちらがより効果的かはタヌキによって個体差があり断言できませんが、忌避剤には木酢液の他にもタヌキ駆除に有効な成分が混ざっているので効果は期待できます。
強力忌避一番
強力忌避一番は、タヌキが嫌がる木酢液やニンニクを配合しており、タヌキを寄せ付けません。
製品には天然素材しか使っていないため、土壌に対して無害です。
使用方法は簡単で、大さじ一杯を2メートル間隔で撒くだけです。
効果持続期間は2ヶ月です。
注意点としては屋外でのみ使用ができ、屋内では使えない点です。
屋外のコンクリートや板に使う場合は色がつく可能性がありますので、皿などに乗せて使いましょう。
【料金】500ml:1,677円(税込)
逃げまんねん!
「逃げまんねん!」は木酢液配合の忌避剤です。
配合している成分としては、木タール・ニンニク・木酢液などで天然成分しか配合されていません。
使い方は簡単で、1メートルごとに10粒ほど撒くだけです。
効果は2ヶ月持ちます。
使う上での注意点としては、大量の雨が降った場合は効果が無くなってしまう点です。
その際は再度撒く必要があります。
【料金】1L:3,277円(税込)
害獣ストップ
害獣ストップは木酢液配合の忌避剤です。
木酢液とインドセンダンの忌避効果で、タヌキを寄せ付けません。
インドセンダンはタヌキには忌避効果を発揮しますが、人間や作物には害はありませんので安心して使用できます。
使い方も簡単で、少量を撒きたい時は内キャップを外し、沢山撒きたい時は大きいキャップを外すだけで量を調整できます。
ボトルに取っ手が付いていますので、持ちやすく使いやすいです。
【料金】5L:1,710円(税込)
木酢液をタヌキ駆除に使う効果的な方法
木酢液は工夫をすればいろいろな使い方があります。
状況によって使い分けるのが肝心です。
それぞれの使い方をご紹介します。
薄めずに原液のまま散布する
木酢液を使う時はそのまま原液で使いましょう。
薄めてしまうと臭いが弱くなるため、効果も弱まってしまいます。
木酢液はスプレー式の容器に入れると散布するのが楽になります。
木酢液をつけた布を設置する
液体のまま使うと乾いてしまうため、持続時間が短くなってしまいます。
また風が強いと液体は飛んでいってしまう時もあります。
布に木酢液を染み込ませて設置した方が、臭いが残りやすくなるのです。
木酢液をペットボトルに入れて地中に設置する
木酢液を撒くだけだと、雨が降った時に流れてしまいます。
流れてしまうと効果がなくなってしまうので困りますよね。
そこで、ペットボトルに木酢液を入れて地中に埋める方法がおすすめです。
やり方としては簡単で、まずペットボトルに木酢液をいれ地中に埋めます。
この時、ペットボトルの口の部分だけを地上に出しておくのがポイントです。
これなら液が流れませんし、雨が降って薄まってきても継ぎ足すだけですみます。
地中に埋めるペットボトルは、約5メートル間隔で配置していきましょう。
ちなみに木の上など高い所に設置するよりも、地上に設置する方が木酢液の効果は高いです。
理由としては、動物は鼻で臭いを嗅ぎながら歩くためです。
臭いを発生させているペットボトルが、地面近くにあった方が動物は臭いを嗅ぎやすくなるのです。
タヌキ駆除に木酢液を使う注意点
タヌキに効果的な木酢液ですが、完璧な物という訳ではありません。
使用方法に気を付けなければ、効果が出ない可能性があります。
使う上で注意しないといけない点をご紹介します。
雨が降ると臭いが薄まることがある
木酢液は液体です。
ですので、屋外に撒いた場合雨が降れば流れていってしまいます。
また、忌避剤では木酢液配合の固体の物もありますが、雨で溶けてしまうものがほとんどです。
溶けてしまえば効果が弱まりますので、やはり効果が弱くなります。
さらに、台風などの激しい雨だと液体が雨と風で飛ばされてしまい、1日で効果が無くなってしまう時さえあります。
臭いに慣れてしまうと再度近寄ってくる可能性がある
これは他の忌避剤にも言えることですが、タヌキは木酢液の臭いに慣れる場合があります。
木酢液に慣れてしまえば、設置したり撒いていても気にしないで侵入してきてしまいます。
タヌキにより個体差がありますので、効果が薄まってきたと感じたら他の手段で駆除しましょう。
タヌキを追い出した後はため糞対策を
タヌキを追い出しただけで安心するのは早いです。
理由としては、タヌキの糞が残っている可能性が高いからです。
タヌキは「ため糞」という習性があり、同じ場所に糞をします。
ため糞が残っていれば病原菌やダニ・ノミが増えるだけでなく、天井裏でされると床が腐ってしまいます。
糞尿に触れるのは危険ですので、手袋やマスクをして完全防備で掃除をしましょう。
掃除をした後は、掃除に使った衣服を捨てましょう。
また、床をアルコールやエタノールで消毒するのも忘れずにしまょう。
タヌキのため糞を安全に処理・消毒する方法はこちらの記事で紹介しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
その他のタヌキの駆除や対策の方法についてはこちらの記事でまとめているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
>>「【タヌキ駆除完全版】自分でできる対策方法を一挙公開!」
木酢液でタヌキ対策できない場合は、プロの駆除業者に相談しましょう
木酢液は大変タヌキに効果があるのは事実です。
しかし、確実に効くという訳ではありません。
効果は個体差があるため効かない場合もありますし、初めは効果があってもだんだん慣れてきてしまう場合もあります。
木酢液が効かない場合は、プロの駆除業者に相談するのがおすすめです。
プロの駆除業者であれば、木酢液以外の忌避剤も適確に使いこなしてタヌキを追い払います。
追い払った後は、再侵入防止のための対策までうってくれるので将来的にも安心です。
料金は無料の見積もりの段階で分かるので、高額な請求をされることもありません。
是非とも一度気軽に相談してみて下さいね。
おすすめのタヌキ駆除業者はこちらの記事でランキング形式で紹介しているので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
タヌキ駆除業者はたくさんあって、どこに相談しようか迷ってしまいませんか?そこで今回は人気タヌキ駆除業者を比較しておすすめランキングを作成しました!タヌキ駆除業者の失敗しない選び方や料金相場もお伝えするので、ぜひご覧ください!